海外で発行されている単行本は基本的に日本と同様です。

・絵はそのまま
(だから効果音もそのまま日本語)

・セリフの中身を翻訳
アメリカ版の場合、かならずしも同じセリフが入っていないようです
シチュエーションに合わせて独自の国の言い回しを入れたり、
倒置法をやめてセリフの順番を変えたり。
他の言語は理解不能です・・・・。


左は台湾のものです。
「第二代的聖石使者」はわかります。
あと人名が特徴ありますね。
当て字なのか、意味があるのかはわかりませんが。
ジークハルトなんてものすごいです。
↓こんな感じ。



2006/12/15 補足
アメリカ版のようにかなり手を加えている場合以外は
ほとんど直訳のようです。
それが例え日本人にしかわからないようなギャグであっても。
ちなみに人名については完全に当て字で
↑は台湾で読めば「ジークハルト」と聞こえるそうです。

台湾では沢山の日本のアニメ、マンガが普及しているそうです。
このような文化を共有できる仲間が日本以外にもいることは
とても嬉しいことですね。

情報提供(台湾に住んでいた方から)、ありがとうございました!

世界の単行本ギャラリー


以上、アニメについて扱ってきましたが、マンガも世界各国で刊行されています。
基本的にライセンスを現地の業者に供与し、あとはお任せという形が多いようです。
まだ海外市場は利益面では魅力に薄いといわれる業界ですが、
やはり投げっぱなしのライセンス管理を一歩踏み込んだものにしなければならないのかもしれません。
1ファンとしては、世界の沢山の人々に愛されているRAVEを、誇りに思います。

世界各地で刊行されているRAVE
〜第一巻の表紙〜



日本

私達が読んでいるRAVE。
2005年に35巻が発行され、完結しました。
アメリカ

アメリカではTOKYOPOP社が力を入れています。
アニメはかなりオリジナルに手を加えていましたが、
マンガの中身はあまり変わりません。
現在、22巻まで刊行されています。



台湾

海外の中では最も刊行が早いようです。
35巻が発行され、完結しています。
やはり海外から見たら漢字というものが同じに見えるのか
こちらを日本の本家RAVEだと思っているヨーロッパの人が
とても多いようです(^^;
まあこちらもヨーロッパとひとくくりにしているあたり
お互い様かもしれませんね。

フランス


海外サイトの中では、最もファンサイト系が多いように思います。
(日本より充実している気がする・・・)
この国では結構人気あるのでしょうか?
現在24巻まで刊行されているようです。


ドイツ

表紙は日本と同じですが、微妙に色合いとか違います。
右下に入っている「漫画」の文字。
やはりこちらではこういった概念は輸入物なんですね。
現在、14巻まで刊行されているようです。

イタリア

表紙はフランスと同じですね。(多少デザインは違いますが)
でも発行会社は違うみたいです。
こういったのはどうやって決まるんでしょうか?
文化的な要素?単に力の入れ具合?








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