第11巻
ルーンセイブで大嵐の最後を突破、シンフォニアに着いたハル一行。
そのころ、投獄されていた「金髪の悪魔」と呼ばれる人物が脱獄して暴れ始めていた・・・・。
エリーの力でレイヴの全ての場所が分かったが、同時にダークブリングも5個存在していることが判明した。
それは、レイヴと対になる真のダークブリング「シンクレア」であり、これもまた全てを集めると星の記憶へたどり着くものであった。
そこにシンフォニアにやってきた「金髪の悪魔」ことルシアが、ハル達と接触した。
彼は自分をダークブリングマスターと名乗り、突然エリーに接吻する。
切れたハルだったが、その力の差は圧倒的であり、ルシアは悠然と去っていった。
入れ替わりハル達は、ルシアとエリーの接触でエーテリオンが起きる可能性を察知したオラシオンセイスと接触する。
(自分達がもうすぐ征服する予定の)世界を守るため、エリーを殺すという。
自分の運命を呪うエリーを見て、ハルは決死の戦いを挑んだ。
第12巻
戦いの最中に強い(精神的)衝撃を受けたエリーは感情が暴走、エーテリオンがはみだしてしまう。
その圧倒的な威力に驚いたオラシオンセイスは、一刻も早く始末しようと急ぐ。
ハルの反撃を封じ、エリーにかぶさり気絶したハルともども切りかかるが、ジークハルトの魔法で救われる。
ジークハルトは、この星の危機と、その解決のためにエーテリオンが必要なことを察知した。
以前エリーを殺そうとした償いを兼ねて、エリーを守る決意をしたのだ。
DC本部へ敗走したオラシオンセイスは、新たなるDCの王に謁見した。
それこそ金髪の悪魔、キングの息子、ルシア・レアグローブであった。
ジークハルトいわく、ルシアはシンクレアを集め、星の記憶へ行くつもりである。
またRAVEは元々一つのものであり、全て揃えればエーテリオンを使って一つにすることができるという。
エーテリオンの制御には、エリーの記憶を呼び覚ます必要があった。
エリーの腕に記載された記号、それが表す世界座標に、エリーの記憶の手がかりを探した。
そこに突然現れた骸骨が、この一帯の封印を解きリーシャの墓を出現させた。
そこでエリーは、子供の頃から魔法が使えたこと、カームという人物と旅をしたことを思い出すが、そこまでだった。
ハルとジークは、全てのRAVEがそろうとき、再びシンフォニアの地で会い、ルシアと戦うことを誓った。
(ちなみに、アニメはここで完結)
第13巻
帝国政府にもぐりこませておいたDC幹部「ディープスノー」により、政府は壊滅状態に陥る。
またDCがルシアを王として復活、対抗のため各勢力が結集を始めて、世界は更なる闇の覇権争いに陥った。
真のダークブリング「シンクレア」の争奪のために。
一方ハルは、父ゲイルとキングが争った悲劇を繰り返さないためルシアを止めると誓い、新たなRAVEを探す旅に出た。
その途中、リーシャ・バレンタインが罪の償いのため、時めぐりの刑を執行されている夢を幾度も見る。
そして、ルシアも同じ夢をみていた。(※2人とも、この時点ではリーシャが何者かは知らない)
ハルがエリーを犯そうとしたり、硫酸の海に転落したりとトラブル続きながら、人魚の村ミルデスタに到着した一行。
しかしその村は、人魚の持つ魔力を征服に使おうとする鬼達によって、既に壊滅していた。
その時、人魚狩りに来ていた鬼の一人に発見され、不利な水中戦を余儀なくされた。
第14巻
ハルの陽動作戦により、別行動で鬼達の本部シャオランに潜入したエリー達は探索を開始した。
しかし、リーダーの鬼神と同盟を結ぶドリューにより発見され、エリーは魔力源にされ、ムジカは消されてしまう。
鬼神とドリューは脱出、激しく動揺し足止めをくったハルに、エリーの魔力を使用した魔法弾が砲台から放たれた。
ハルとエリーの意識が共鳴し、ハルは自動修復するはずの魔法弾を切ることに成功した。
鬼神とドリューはドリュー本部の戦艦クリーチャーにおり、ハル達は改めてそこに乗り込んだ。
そのころ、DCもシンクレア奪取のため、ドリューの元に向かっていた。
第15巻
数々の戦いをくぐりぬけ、ハルはドリューの元に到着。
しかし、シンクレア「ヴァンパイア」がもつ引力、斥力の操作に、ハル絶体絶命。
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